認知高齢者と向き合う一つの方法

 

 

これから、認知症高齢者の方と接する人
あるいはもぅ認知症高齢者の方と接してて
悩んでる方に少しでも参考になればと思います

 

認知症高齢者の介護を困難にする
問題行動・異常行動などは
ニュースになるほどに多いと思いませんか?
実はこれらは不安感や攻撃性など心理的なものが関係してることが多いのです

 

多い例として

「なんでこんなこともわからないの!?!?」
「前まで出来てたじゃないっっ!!!」
「もうっ!お母さんが触ると危ないからあっち行ってて!」

 

など このような言葉を言ったり
嫌な気持ちを態度に出したり
多かれ少なかれあると思います

しかし若い人が叱ったり訂正したり
教えたりという対応は
よほど関係が良くない限り
良い結果にはなりません。

 

認知症の方は、自分の気持ちや考えを
うまく言葉で表現するのが苦手なので
プライドを傷つけられたり不安があると
問題行動につながりやすいのです 

 

そのうえ
親が子に叱られるという事は、
子が親に叱られるのとはわけが違い非常に腹が立つのです。 

 

もしあなたが年下の人や、自分の子供に
叱られたらどう思いますか?

大半の方は腹が立つと思います
気分がいいと思う人は少ない
いや、いないと言ってもいいと思います

 

認知症の方は
叱られた理由はわからないし
叱られた内容も  すぐに忘れてしまいます

 

ですが、
気分の悪さだけは長く強く残ってしまって
ずっともやもやして不安な状態のままなのです

 

これらが続き
無意識に気持ちの拒否反応がでてしまうと
取り返しのつきにくい状態となってしまいます。

 

 

世の中には知らなくていい事や
忘れてしまったほうが楽な事
認知症の病気という事すら忘れてしまうのだから人によっては良い事かもしれないと思う人もいるのかもしれないけど

 

 知らず知らずのうちに消される記憶に
気持ちの揺さぶりだけ残って
記憶のチグハグから
ずっとソワソワしてしまう

そんな怖い状態と向き合うのは
非常に勇気がいることです

 

確かに、
認知症の方と接するのはとても大変です
記憶があるぶん認知症の方本人以上に
沢山の葛藤があると思います
怒りたくなる時もあります
手を出したくなる時だって
泣いたり叫んだりどうして自分だけ?
と思う事もあると思います

 

それでも、きちんと向き合ってください
頭ごなしに怒らないでください
逃げないでください
きちんと人として接してください
温かさを与えると必ず帰ってきます

 

大切なのは温かなふれあいと
その人のために使う時間です。

愛情は何にも変えられないほどの
大きな力があります

 

 

~本紹介~

事例でみる発達と臨床―カウンセリングの現場から

~本紹介~